ページの先頭です
メニューの終端です。

救急科

[2018年4月2日]

ID:8

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

スタッフの紹介

  • 小林 正直(こばやし まさなお)主任部長
     日本救急医学会指導医
  • 杉多 嗣之(すぎた さねゆき)医員


診療科の紹介

当院では365日24時間体制で救急診療を受け入れています。日勤帯は救急を専門とする医師が小児科、産婦人科以外の救急患者の初期診療を行っています。もちろん、重症であれば小児科、産婦人科の医師とともに診療にあたりますので、救急科は、重症傷病者であれば、診療科にかかわらず診療を行います。救急科が所期診療を行ったあとは、必要に応じて専門科に引き継いでいくスタイルをとっています。救急患者は、walk in(患者が自己来院)の場合と、救急車(搬送)の場合と二通りに分けられます。救急車での搬送が医学的に重症かというと、必ずしもそうではなく、実際には帰宅される方が大多数です。また、社会的適応での入院希望(自宅で暮らせないなど)で救急車を呼ばれる方もいますし、自己来院でも心停止ということもあります。
内科か外科系かという分類もあります。医学的には外因(外傷、中毒など)、内因と分類する方が適切ですが、残念ながら当院では内科か外科系かという一般的な分類になっています。例えば、転倒して顔面に擦過傷をきたした方は外科系でよいでしょうか。実は転倒の原因はかかりつけの医師により処方された薬剤の副反応として、腎不全/横紋筋融解症だったという事例もまれではありません。この例では、腎不全/横紋筋融解症という全身状態が問題になりますから、外科系の病態は単なる結果、言うなれば枝葉ということになります。
救急である以上「○○は診るけど、それ以外は診れない」ということは、好ましいことではありません。救急では、医学の面から、あるいは医療の面から網羅的に傷病者を診る必要があります。風邪に対して「念のため抗生剤」という診療をしていてはだめですし、下痢に対して全例抗生剤処方をしていてはいけません。細菌性腸炎であっても多くは抗生剤不要であることを医療として実践し、若い医師に伝えていかねばなりません。回転性眩暈に対し、Dix-Hallpike法で眼振の出方から患側を判断し、Epley法(頭位変換)で治療をするといった、プライマリ・ケアも求められます。ちょっとした、骨折捻挫、挫創、擦過傷もプライマリ・ケアに求められます。ショックの患者を診れば、early goal directed therapy(EGDT)に準拠し、瞬時に2,000mlのボーラス輸液を開始できる知識と判断力、技能も求められます。救命センターで行う医療ができなくても、救命センターにつなぐ治療は求められます。このように救急医には多くの知識と技能、さらには専門科とコミニュケーションするノンテクニカルスキルも求められる非常にやりがいのある学問です。院内に目を向ければ、急変時の対応に関して、システムやマニュアルを整備し、普及啓発を図る責務を担っています。具体的には、院内蘇生マニュアルの設定、除細動器の整備、アナフィラキシーへの対応を統一しました。今後の課題は、シンプルで誰もが使える統一救急カートの整備です。院内蘇生では、チームのリーダーとして対応することが求められます。一方、時間外に関しては従来と同じで、各診療科の専門医が救急診療を行っています。そこにはスペクトルの限界がある訳ですが、多くの市民にはそのような意識はなさそうです。いつでもどこでも誰でもが最新最良の治療を受けられるものと思いこまれています。近頃の市民感覚は当直医の負担となっており重要な課題と言えます。

地域医療機関の先生方へ

どの専門医に紹介していいかわからない場合、中等症で入院が必要という場合、救命センターに送るほどでもない場合など、当院救急科にご紹介ください。

各科外来診療担当表

Copyright (C) Hirakata city hospital All Rights Reserved.