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中央検査科・病理診断科

[2018年4月2日]

ID:13

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スタッフの紹介

  • 上野 浩(うえの ひろし)診療顧問
     日本病理学会認定病理医、日本病理学会評議員
  • 岡野 准(おかの ひとし)診療顧問

診療科の紹介

病理診断科

「病理診断」とは、患者様の体より採取された病変の検体(組織)から顕微鏡用のガラス標本を作製し、これを顕微鏡で観察して診断することです。この病理診断を専門とする医師が病理医で、当科では常勤病理医1名と非常勤病理医3名が従事し、複数の病理医が診断を行う「ダブルチェックシステム」で運用し、より正確な病理診断体制が行えるよう体制を整えています。
また、細胞診検査も行っており、注射針で採取した微量な検体や体液(尿や喀痰など)中の癌細胞の有無を顕微鏡を使って検査しています。

中央検査科

当科は検体検査部門生理機能検査部門病理検査部門の3部門からなり、臨床検査技師19名が常勤しています。臨床現場から受け付けた様々な検体(血液、尿、便など)を検査し、正確な検査結果を迅速に患者様へお返しできるよう体制を整えています。特に生化学検査、血液学検査、輸血検査、感染症検査などの緊急性を要する検査項目は、ほぼ1時間以内に結果が判明し、救急医療に貢献できるよう365日24時間勤務体制で運用しています。また、各種認定資格が取得できるよう科内全体で職員への教育体制の充実を図っており、枚方市民をはじめ北河内の皆様に質の高い検査医療が提供できるよう努めています。平成29年4月現在の認定資格取得者数は、超音波検査士(循環器)3名、超音波検査士(消化器)4名、超音波検査士(血管)1名、細胞検査士5名、二級病理検査士3名、緊急検査士3名、日本糖尿病療養指導士2名です。

検体検査部門のご紹介

検体検査部門では大きく生化学・血液検査と輸血検査、微生物検査の3つに分類されます。

生化学・血液検査では、14台の分析装置を用いて100項目以上の検査を行っています。これには肝臓・胆道系機能検査(AST、ALP、LDHなど)、腎臓機能検査(尿検査、クレアチニン、BUNなど)、心臓機能検査(BNP、高感度トロポニン検査、H-FABPなど)、血球検査(赤血球数、白血球数、血小板数など)、感染症検査(B型肝炎検査、C型肝炎検査、プロカルシトニンなど)、免疫機能検査(IgG、IgM、IgAなど)、血中ホルモン検査(甲状腺ホルモン、インスリン、E3など)、腫瘍マーカー検査(CEA、PSA、AFPなど)、様々な治療薬の有効性や副作用を調べる検査(血中薬物濃度、KL6、マグネシウムなど)などがあり、迅速に結果報告をしています。また平成29年2月からはTARC測定を開始しました。これはアトピー性皮膚炎の活動性や治療効果を調べる検査です。測定をご希望の方は、本院皮膚科へ受診のうえ担当医にご相談ください。

輸血検査では、安全に検査が行えるよう輸血検査支援システムと全自動血液型・輸血検査装置を導入しています。また、輸血を受けた患者様の追跡調査を行い、輸血後の副作用や感染症の検査を実施するよう臨床医へ情報提供を行っています。

微生物検査では、感染症の原因微生物を調査し、どのような抗生物質に効果があるのかを検査しています。当科では、ブドウ球菌や大腸菌などを検査する一般培養検査、ノロウィルスやロタウィルスなどを調べるウィルス検査、結核菌の有無を調べる抗酸菌検査、寄生虫感染を調べる虫卵検査を行っています。また集団感染を引き起こすおそれのある微生物や、抗生物質が効きにくい耐性菌が検出された場合は直ちに感染制御チームに連絡し、院内感染が拡大することを防ぐための措置を講じています。

中央検査科内の風景です。各種分析装置が並んでいます。

中央検査科内の風景

全自動血液型・輸血検査装置の写真です。

全自動血液型・輸血検査装置

細菌性肺炎の原因菌のひとつ肺炎球菌の顕微鏡像で、1000倍に拡大しています。

喀痰から検出された肺炎球菌の顕微鏡像
グラム染色(1000倍拡大)

生理機能検査部門のご紹介

生理機能検査部門では、心電図、呼吸機能、ABI、心音図、聴力検査など臨床から依頼された検査を行っており、超音波検査では平成26年にGE社製VividE9とLogicE9の超音波断層装置を導入し診断精度の向上に努めています。予約検査としてトレッドミル運動負荷心電図、24時間ホルター心電図・血圧検査、脳波検査、睡眠時無呼吸スクリーニング検査を行っています。また呼気試験によるヘリコバクター・ピロリのスクリーニング検査も行っています(その際は本院内科を一旦受診していただくことになります)。
腹部の超音波検査装置と検査風景です。

腹部超音波検査の風景

聴力検査室と聴力検査装置です。

聴力検査の風景

病理検査部門のご紹介

病理部門では、大きく分けて病理組織検査と病理細胞診検査の2つの業務を行っています。

病理組織検査は内視鏡検査や手術で摘出された組織や臓器の検査を行うことで、複数の検査工程を経てプレパラートという顕微鏡検査用標本に仕上げます。プレパラートは「病理診断科」へ廻され、病理医によって診断されます。また、手術中の迅速検査も実施しており、手術時に病変部を切除する範囲を決定する重要な役割を担っています。

病理細胞診検査は患者様の体液や女性生殖器の擦過検体が主な材料となる検査で、主にがん細胞の有無や、前がん病変の発見を目的としています。病理組織診断に比べるとその役割は補助的なものですが、乳腺や甲状腺などから細い針を用いて細胞診を行う穿刺吸引細胞診検査は患者様への負担が比較的少なく、これから得られる検査結果は手術の実施や方法に影響を与える重要な検査のひとつです。

また平成29年4月から病理検査支援システムの運用が始まり、より安全・確実に病理検査が行えるようになりました。

病理検査の工程のひとつ「薄切」の作業風景です。組織を3マイクロメートルの厚さにします。

病理組織検査の工程「薄切」の作業風景

超音波内視鏡検下穿刺吸引細胞診像で、膵臓の悪性細胞です。

超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診像(膵臓悪性細胞)
迅速ショール染色(400倍拡大)

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