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インフォームドコンセント・ガイドライン

[2017年3月24日]

ID:50

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インフォームドコンセントとは、患者様が医師等から診療内容などについて十分な説明を受け納得された上で、患者様が選択された医療を行うものです。外来の治療、入院中の療養について、苦情など誰に話してよいかわからないこと、医療従事者に直接話しづらいことなどがありましたら、お気軽に医療相談・連携室をご利用ください。

ガイドライン作成にあたって

市立ひらかた病院では、「基本理念」の中で、次のような宣言を行っています。
"『心のかよう医療を行い、信頼される病院』を理念とし常に患者様の立場に立ち、患者様を中心とした医療サービスを提供します。"

また、「診療における基本姿勢」の中で、
"分かりやすい説明を行い、十分に理解と納得をいただいたうえで、診断、検査、治療を行わせていただきます。"
と述べています。当院では、「基本理念」・「診療における基本姿勢」を行動で示し、皆様から信頼される、患者様中心の医療を行います。患者様中心の医療を実現するためには、インフォームドコンセントは不可欠なものです。職員一人ひとりが現場での適切な対応を心がけていきます。

インフォームドコンセントの基本的な考え方

「インフォームドコンセント」は一般的に「説明と同意」と訳されていますが、当院では特に、次のように考えます。

"「インフォームドコンセント」とは、患者様が医師等から診察内容や診療の必要性、診療方針、検査、診療による結果等について、十分な説明を受けた上で、患者様の納得を前提とし患者様の自己決定権を尊重した医療を行うためのものです。"

インフォームドコンセントは、医療に携わる全ての職員が行います。主たる役割を担うのは医師ですが、患者様への説明に際し、看護師等の医療スタッフも立ち会います。
また、ご説明の際は、患者様お一人で説明を受けられるか、家族の方など、どなたかとご一緒に説明を受けられるかをお選びください。
説明に十分納得できない場合は、同意を拒否・保留していただいてかまいません。一旦同意されても、後で取り消すこともできます。他の医療機関での意見を聞くことも可能です。このようなことが患者様の不利になることは決してありません。
ご不明な点については、お気軽にお尋ねください。

インフォームドコンセントの内容

1.具体的な内容

a.現在考えられている病名・病状

b.予定している検査
実施予定日時、危険の度合い、他の検査方法などの説明をします。

c.予定している治療法

  1. 薬物療法について
    投与法、投与期間、主作用、副作用などの説明をします。

  2. 手術について
    ・必要性、麻酔の方法・内容
    ・危険性
     手術に伴う危険性として、どのようなことが考えられるか、その対処はどうかを具体的に説明します。
     危険の程度については、できるだけ具体的な数字を用いて説明を行います。
    ・手術予定日、執刀医、麻酔医の氏名、執刀補助者についても説明します。
    ・手術中の方針変更
     新たな情報等により術前の方針に変更がある場合は、再度十分な説明をし、選択していただきます。

  3. 輸血について
    必要性や副作用等について説明します。

  4. 延命措置について

d.他の治療法
予定する治療以外に選択し得る他の治療法についても説明をします。

e.予測される経過と合併症
予測される結果、内容、期間、危険性や副作用についての説明をします。

2.説明の時期

a.初診時における説明

  • 初診時には、病状を完全に把握できているとは限りませんので、部分的な説明になる場合もあります。
  • 各種検査については、十分ご理解いただけるよう説明を行います。
    特別な検査や同じ検査を繰り返し行う場合は、その都度、必要性についてご説明します。

b.治療方針がほぼ確定した時期の説明

  • 症状の変化に応じた説明を行います。

c.入院時における説明

  • 入院診療計画書により、7日以内に文書でご説明します。

d.手術・処置をするための説明

  • 患者様が手術・処置を受けるかどうか自己決定できるように、具体的にご説明します。ただし、緊急を要し、時間的余裕がないような特別の事情がある場合を除きます。
    【注意】
     緊急を要し、時間的余裕がない場合とは、大きな外傷、出血性ショック、出血が甚だしい場合、手術・処置を必要とする意識障害を伴う脳出血、突然の心停止・呼吸停止などをいいます。
    緊急手術・処置が必要で、医師として直ちに診療に着手しないと、患者様の生命に危険が発生し、意識はあっても痛みが強くて医師の説明を聞いて判断できる状況にない場合などです。

e.退院時における説明

  • 退院後の治療方針について、わかりやすくご説明します。
  • 退院困難な要因を有する患者様に対しては退院支援計画を策定し、ご説明します。
  • 後遺症の症状と症状が出現した場合の対応方法・受診方法について説明を行います。

3.診療情報の提供

当院では、患者様ご本人がご自分の診療情報の提供を望まれる場合は、主治医に申し出ていただければ、カルテ、看護記録、レントゲンフィルム、検査結果をお見せしたり、所定の手続きの後にコピーをお渡しすることができます。

【注意】
 第三者情報につきましては、枚方市個人情報保護条例の規定に基づいて手続きいたします。

インフォームドコンセントの流れ

インフォームドコンセントの流れ説明図

外来時

医師→患者様ご本人、ご家族、親権者、後見人

  • 説明文書
  • 検査承諾書

【ご説明の内容】

  1. 現在考えられている病名・症状
  2. 予定している検査
  3. 予定している治療法
  4. 他の治療法
  5. 経過予想と予想される合併症

入院時

医師・看護師→患者様ご本人、ご家族、親権者、後見人

  • 入院診療計画書
  • 手術検査承諾書
  • 退院証明書
  • 退院療養計画書
    (一か月以上の入院の場合)

【ご説明の時期】

  1. 初診時
  2. 治療方針確定時
  3. 入院時
  4. 手術・処置説明時
  5. 退院時

※外来診療・入院中の療養等の疑問点(患者様ご本人、ご家族、親権者、後見人)

医師、看護師、薬剤師、医療相談・連携室等で相談

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