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腎臓外来について

[2018年4月10日]

ID:189

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診断・治療について

腎臓は物言わぬ臓器と言われ、腎臓病の多くは進行するまで症状が出ません。子どもの場合、学校検尿で早期発見できる場合が多いですが、腎臓を将来にわたって良い状態に保つには、成長・発達、さらには成人してからのことも見据えた長期的視点にたった正確かつ適切な診断・治療が重要です。

当科では正確な診断のために尿検査や血液検査のみならず、腎・尿路超音波検査、逆行性膀胱尿道造影検査(VCUG)、CT検査、MRI検査などを院内にて迅速に行っています。

慢性腎炎や難治性のネフローゼ症候群に対してはエコーガイド下腎生検を行い、正確な診断・治療方針の決定に役立てています。治療は確かな科学的根拠に従った標準的治療を基本としつつ、一人ひとりの状態に応じた治療を患者さん本人及び保護者の方と相談しながら決定していくようにしています。

腎臓病の治療は長期にわたることが多く、病気の治療だけでなく、子どもの心身の成長・発達にも考慮し、生活制限を必要最小限にして、できるだけ子どもの生活の質を落とさないように心がけています。

腎臓病の診断には、朝起きてすぐの尿(早朝第一尿)が診断に役立つ場合が多いので、受診する時はペットボトルなどのきれいな容器に尿(10ml以上)を採って持参してください。乳幼児で採尿できない場合は外来受付でご相談ください。

検尿異常(血尿・尿蛋白)

学校や健診で血尿や蛋白尿を指摘された場合、経過観察でよい場合もありますが、慢性腎炎などの治療が必要な腎臓病の場合もあるので、必要に応じて尿検査・血液検査、腹部エコー検査などを行い、その結果に応じた適切な診断・指導を行うようにしています。

腎炎・ネフローゼ

急性糸球体腎炎や、IgA腎症をはじめとする慢性腎炎・ネフローゼ症候群、紫斑病腎炎などの診断・治療を行っています。必要な症例には腎生検を施行して的確な診断を行い、患者さん本人及び保護者の方と相談の上で、病勢に応じてステロイド薬、各種免疫抑制薬、アンギオテシン受容体阻害薬などを用いた治療を行っていきます。

尿路感染症

尿路感染症は、おしっこの出口から細菌(主に腸内細菌)が侵入することで起こります。感染が膀胱にとどまる場合は膀胱炎と言い、発熱はありませんが、腎臓にまで至ると腎盂腎炎を起こし発熱を伴うようになります。

特に幼児の腎盂腎炎は発熱以外の症状に乏しいため、尿検査を行わないと見逃されがちな病気です。不適切な治療により腎盂腎炎を繰り返すと、将来腎臓機能が悪くなる恐れがあり、適切な診断・治療・管理が重要です。

当院では積極的に検尿を行い、腎盂腎炎が疑われる子どもには導尿による尿培養検体の採取を行って、的確な診断・治療を心がけています。また、腹部超音波検査や排尿時膀胱尿道造影検査(VCUG)を行い、腎盂腎炎を起こしやすい膀胱尿管逆流症や後部尿道弁など尿路異常の検索や、腎臓シンチグラフィによる腎機能評価などを行い、適切な治療・管理につなげるよう努めています。

腎臓シンチグラフィ

急性腎不全・慢性腎不全

病原性大腸菌O157による溶血性尿毒症症候群をはじめとする急性腎不全に対しては、厳重な体液管理及び電解質管理が必要になります。当科では急性腎不全や慢性腎不全に対する内科的治療・管理が可能です。

その他

水腎症などの腎尿路奇形の診断・管理、あるいは尿の回数が多い、色が気になるなど、子どもの腎臓・泌尿器に関する相談に応じます。

急性血液浄化療法や手術が必要な場合は、子どもの治療を最優先に考え、大阪医科大学などと連携し紹介するようにしています。また、他院での診断・治療に関する疑問や不安についても随時相談いただけます。

エコーでの腎臓の検査

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