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消化器外来について

[2018年3月29日]

ID:207

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小児領域において、嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状は非常に一般的な症状です。

また、小児特有の乳児肥厚性幽門狭窄症、救急疾患である腸重積症、急性虫垂炎などの疾患も存在します。これらの疾患に対し、CT、腹部エコー、消化管内視鏡、消化管造影などを柔軟に実施し迅速に対応します。

また、緊急性のある疾患ではありませんが、意外に多くの保護者の方がお悩みの小児の便秘症、反復性腹痛なども診療していますので、お気軽にご相談ください。

乳児肥厚性幽門狭窄症

胃の出口の筋肉(幽門筋)が異常な収縮を来すことで、厚みを増し(肥厚し)た結果、出口が狭くなり(狭窄し)、胃から先に母乳、ミルクを送り出すことができなくなる疾患です。生後2週間以降に発生することが多く、噴水状の嘔吐が特徴とされ、嘔吐症状は強いものの、嘔吐後すぐに哺乳をしたがります。腹部エコーで診断され、注射薬での内科的治療や幽門筋の切開を行う外科的治療が行われます。

腸重積症

口側の腸管が肛門側の腸管に引き込まれ重なり合った状態(重積)になることです。生後3か月から3歳までに発生することが多く、主な症状は不機嫌(5~30分毎に泣く)、嘔吐、血便です。原因になるポリープなどの病変を認めることもありますが、多くはそのような病変は伴わず、上気道感染や腸炎に引き続いて発生すると言われています。腹部エコーや消化管造影で診断・治療を行います。

急性虫垂炎

一般に「盲腸」といわれる疾患です。右下腹部にある虫垂という器官が塞がる(閉塞する)ことで発生します。いずれの年齢にも起こり得ますが、学童期から発生数が増加します。症状は右下腹部痛ではなく、上腹部痛ではじまり、徐々に右下腹部痛に変化する経過が典型的だと言われています。腹部エコー、腹部CTで診断されます。治療は症状の強さ、検査所見などにより、抗菌薬での内科的治療または虫垂を切除する外科的治療が選択されます。

便秘症

便が滞った、または便が出にくい状態です。発生しやすい時期は乳児期の食事の移行期、幼児期のトイレットトレーニングの時期、学童期の通学開始時期です。腹痛、排便時痛、血便、食欲減退などがあれば治療の対象であると考えています。食事療法、行動療法、薬剤療法などを行います。重度の便秘になると入院での治療が必要となる場合があります。

反復性腹痛症

腹痛は小児期によくみられる症状です。時に長期間症状が繰り返し認められる場合があります。採血、便検査、レントゲン、腹部エコー、腹部CT、消化管内視鏡などを行い、原因となる病変がないか検査します。病変を認める場合はその治療を行います。しかし、明らかな病変が存在しなくてもおこる腹痛もみられ、薬剤療法などを行う場合もあります。

エコー検査を行う井上医師

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