令和３年度 市立ひらかた病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

    　病院指標とは・・・
    　　医療の質（病院の機能や診療の状況など）を具体的な数値で示して客観的に評価できるようにしたものです。
    　　このページのデータは、DPCのデータを用いて厚生労働省からの全国統一された定義と形式で作成していますので、
    　　診断群分類別患者数や手術数は当院の全体を示したものではありません。また、該当件数が10件未満のものは
    　　個人の特定を防ぐため「-」で表示していますのでご了承ください。

    　　使用しているデータは令和3年4月1日～令和4年3月31日の期間に当院を退院した患者です。
    　　なお、口腔外科での入院や自費診療の患者などはデータ集計の対象外となっています。

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 1324 282 229 359 553 691 907 1824 1481 310
当院は、地域の中核となる公立病院として、幅広い年齢層の入院加療を行っています。
小児患者が多いのが特徴で、365日24時間受け入れ、診断、治療を行っています。
70歳から80歳、90歳以上の高齢者の患者も多く、全体の4割以上を占めています。
特に0～9歳児の患者数が前年度より増加しており、他は50歳代、80～90歳代の患者数の増加がみられました。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎 222 5.73 5.83 0.00% 1.50
180030xxxxxx0x 細菌感染症、ウイルス感染症 89 5.35 10.47 1.12% 1.47
040100xxxxx00x 喘息 　気管支喘息発作 88 6.13 6.24 2.27% 3.32
060380xxxxx00x 感染性腸炎、ウイルス性腸炎 88 3.80 5.53 2.27% 2.74
030270xxxxxxxx 上気道炎 85 4.46 4.78 0.00% 1.53
当院小児科では、一次救急である北河内夜間救急センターにて入院が必要と診断された患者も多く受け入れています。
気管支炎の6割がRSウイルスの感染によるものでした。
他は、「細菌感染症、ウイルス感染症」では突発性発疹症や手足口病などが多く、「感染性腸炎、ウイルス性腸炎」では、ロタウイルスやノロウイルスなどの胃腸炎が多かったです。
また、喘息や上気道炎の患者も多く入院していました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（大腸ポリープ（良性腫瘍を含む。）） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術施行 230 2.13 2.65 0.00% 69.73
060340xx03x00x 総胆管結石、胆管炎、閉塞性黄疸等 胆道ステント留置術、内視鏡的胆道結石除去術等あり 68 8.22 9.21 2.94% 72.53
060102xx99xxxx 結腸憩室炎、結腸憩室出血等 50 7.44 7.70 0.00% 61.80
060210xx99000x イレウス等 50 9.48 9.00 6.00% 69.98
060035xx04xx0x 結腸の悪性腫瘍（癌疑い含む）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術施行 38 2.84 3.81 0.00% 68.92
当院は、大腸ポリープ（早期大腸癌疑いを含む）の切除術目的で入院される患者や総胆管結石などで手術を行う患者が多いです。
「結腸憩室炎、結腸憩室出血等」には主に点滴治療を行いました。
「イレウス等」には糞便性イレウス、術後癒着性イレウスやS状結腸軸捻転などが含まれています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 279 3.62 2.71 0.00% 76.91 ○
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 17 4.65 4.83 0.00% 75.12 ○
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし ー ー 2.61 ー ー
020200xx9710xx 黄斑円孔、網膜前膜等　硝子体茎顕微鏡下離断術等あり ー ー 6.14 ー ー
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 ー ー 5.41 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

当院は、白内障の手術目的で入院される患者が数多くいます。
他は、黄斑円孔や網膜前膜の手術、緑内障の手術を行った患者もいました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160990xx97x0xx 多部位外傷 、股関節唇損傷等　手術あり 91 19.24 17.35 6.59% 43.19
160800xx01xxxx 大腿骨頚部骨折等 　観血的手術、人工骨頭挿入術等あり 73 25.95 25.32 76.71% 80.88
07040xxx01xxxx 変形性股関節症等、大腿骨骨頭壊死等　 人工関節置換術等あり 55 30.67 20.63 25.45% 69.09
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 46 23.17 23.02 43.48% 75.37
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 39 3.26 4.99 0.00% 44.95
整形外科のDPC症例の中で最も多いのが股関節唇損傷の手術です。10～50歳代の患者が多く、特に40歳代の患者が多くいました。
また、大腿骨の骨折や腕の骨折で手術を行う患者や、股関節症・膝関節症の手術を行う患者が多く、手術後は、継続したリハビリを行うために転院する割合も高くなっています。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） 鼠径ヘルニア手術（腹腔鏡含む）等 83 4.18 4.74 0.00% 67.89 ○
060035xx010x0x 結腸癌　 結腸切除術（腹腔鏡下含む）等あり 48 14.04 15.76 0.00% 73.96
060335xx02000x 胆石性胆のう炎等　腹腔鏡下胆のう摘出術あり（胆管ドレナージ等なし） 45 6.67 7.11 0.00% 58.67 ○
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの（腹腔鏡下含む）あり 35 6.89 5.40 0.00% 40.91
060330xx02xxxx 胆嚢結石等　 腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 30 5.43 6.25 0.00% 59.67 ○
「鼠径ヘルニア」や「結腸癌」、「胆石性胆のう炎・胆のう結石」で手術を行った患者が多くありました。
他には、「虫垂炎」で手術を行った患者以外にも、抗生剤による点滴治療を行った患者もいました。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 尿路感染症、急性腎盂腎炎 67 11.66 13.14 2.99% 76.54
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 59 24.34 20.57 38.98% 83.64
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） インスリン製剤使用 50 13.16 14.41 4.00% 69.66
030400xx99xxxx 前庭機能障害 20 4.25 4.92 0.00% 68.60
010230xx99x00x てんかん 、症候性てんかん 16 9.50 7.22 18.75% 61.31
内科には内分泌内科、糖尿病内科、神経内科が含まれます。
尿路系の感染症が一番多く、次に高齢者の誤嚥性肺炎、血糖コントロール目的での糖尿病患者の入院が多くありました。
「前庭機能障害」には、良性発作性頭位めまい症や末梢性めまい症が該当します。
症候性てんかんとは、脳梗塞などで脳に何らかの障害や傷があることによっておこるてんかんです。
なお、脳梗塞などの脳血管疾患、肺炎、糖尿病は、年齢や重症度、脳卒中の発症時期や、糖尿病の末梢循環不全の合併症の有無などによりDPCが細分化されています。
そのため、細分化された多数のDPCコードに患者が振り分けられ、一つのDPCコードに対する患者数が少なくなったため、内科にも脳梗塞や肺炎で入院する患者は一定数いますが、上記の表にはあがっておりません。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等あり 78 5.69 6.04 0.00% 44.13
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 腹腔鏡による卵巣切除術等あり 51 6.16 6.11 0.00% 49.24
120220xx01xxxx 子宮内膜ポリープ 　子宮内膜ポリープ切除術等あり 44 3.02 2.87 0.00% 44.82
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍、子宮頚部異形成　子宮頸部（腟部）切除術等あり 19 2.95 3.05 0.00% 41.89
120260xx01xxxx 帝王切開等　帝王切開手術あり 18 8.72 9.38 0.00% 31.06
子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮内膜ポリープや子宮頸部異形成の手術を行った患者が多くありました。
また、過去に帝王切開で出産されたため、再度帝王切開での出産目的で入院される患者も多くありました。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺癌（肺癌疑いも含む）　気管支鏡検査、肺生検等あり 80 2.90 3.30 0.00% 73.28
040110xxxxx0xx 間質性肺炎等 42 18.71 18.42 4.76% 68.26
040040xx99040x 肺癌　化学療法あり 40 7.10 9.07 0.00% 71.93
040040xx9905xx 肺癌　カルボプラチン+パクリタキセル、タルセバ等あり 19 21.11 19.34 0.00% 72.68
040040xx9900xx 肺癌　手術、化学療法なし 16 20.06 13.12 0.00% 76.19
肺癌の検査目的として気管支鏡検査や生検を行う患者、間質性肺炎の患者も多く診ています。
化学療法は使用する抗がん剤によってDPCコードが分かれていますが、上記以外の抗癌剤での化学療法目的で入院される患者も多くいます。
また、肺癌で通院中の患者が体調不良等のため入院となった症例も多くありました。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 67 15.99 17.35 14.93% 82.99
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査等あり 42 2.98 3.06 2.38% 71.76
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術・ステント留置術等あり 39 4.90 4.36 2.56% 70.56
050210xx97000x 洞不全症候群、房室ブロック等 ペースメーカ移植術等あり 21 11.00 10.24 0.00% 82.19
050130xx9902xx 心不全 SPECT等施行あり 16 18.63 23.83 0.00% 79.94
「心不全」の中には、慢性心不全やうっ血性心不全が含まれています。
「心不全　SPECT等あり」は、入院中にSPECT（シングルホトンエミッションコンピューター断層撮影）による検査を行った患者です。
「洞不全症候群、房室ブロック等 ペースメーカ移植術等あり」には、ペースメーカの電池交換術を施行した患者も含まれています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 35 6.11 5.71 0.00% 46.00
030400xx99xxxx 前庭機能障害 35 5.26 4.92 0.00% 68.54
030428xxxxxxxx 突発性難聴 33 8.00 8.75 0.00% 58.24
030390xx99xxxx 顔面神経麻痺 30 8.03 9.01 0.00% 60.77
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 24 6.08 6.47 0.00% 55.00
「扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎」は主に点滴治療を行った患者が多くありますが、扁桃周囲膿瘍では切開術を、急性扁桃炎を繰り返している方は扁桃の摘出術を行っています。
「前庭機能障害」には、良性発作性頭位めまい症、末梢性めまい症などの患者が含まれています。
他には、突発性難聴や、顔面神経麻痺、慢性副鼻腔炎の患者が多くありました。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱癌　経尿道的膀胱悪性腫瘍手術あり 39 3.56 7.02 0.00% 73.15 ○
110200xx02xxxx 前立腺肥大症　 経尿道的前立腺手術あり 22 3.23 8.23 0.00% 72.05 ○
110310xx01xxxx 尿路感染症、腎盂腎炎等　 経皮的腎（腎盂）瘻造設術、経尿道的尿管ステント留置術あり 18 10.67 14.08 5.56% 73.39
110310xx99xxxx 尿路感染症、急性腎盂腎炎 18 9.56 13.14 0.00% 72.28
11012xxx020x0x 尿管結石症、腎結石症　 経尿道的尿路結石除去術等あり 15 3.13 5.56 0.00% 54.67
膀胱癌や前立腺肥大の手術目的で入院する患者が多く、尿路系の感染症や、尿管結石の除去術を行った患者が多くありました。
乳腺・内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳癌　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 あり 54 9.5 10.15 0.00% 63.67
090010xx02xxxx 乳癌　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）あり 22 6.91 5.88 0.00% 57.55
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 17 3.65 4.10 0.00% 43.94
090010xx011xxx 乳癌　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 あり、皮弁術・乳房再建術一次的に行うもの等あり 11 18.91 15.31 0.00% 48.27
090010xx99x0xx 乳癌　手術等なし ー ー 9.61 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

乳癌の手術は全摘、部分切除および乳房の再建術（形成外科と共診）を行っています。センチネルリンパ節生検を行い転移があれば、わきの下（腋窩）のリンパ節も取り除きます。
他には、乳腺腫瘤などの良性腫瘍の切除目的で入院した患者もいました。
また、乳癌で通院中に体調不良などで入院された患者もいました。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。） 鼻骨骨折整復固定術等あり 26 5.15 5.16 0.00% 34.19
070010xx970xxx 皮下、骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） その他の手術あり 20 2.70 4.66 0.00% 54.20
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 17 2.59 2.94 0.00% 80.65
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物等　 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等あり 10 2.40 4.01 0.00% 50.00
080006xx01x0xx 皮膚癌（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等あり ー ー 7.68 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

「顔面損傷」は当院では鼻骨骨折や頬骨骨折、眼窩底骨折の病名が該当し、整復術を行った患者が多くあります。
「皮下、骨軟部の良性腫瘍」は皮下腫瘍などが該当し、皮下腫瘍の摘出術を行っています。
「皮膚の良性新生物等」には脂肪腫などの良性腫瘍だけではなく粉瘤を切除した患者も含まれています。
皮膚癌には、有棘細胞癌や基底細胞癌等が含まれます。悪性腫瘍の切除術と、悪性腫瘍切除後の皮膚欠損を修復する皮弁作成術や植皮術を行う患者も入院しています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 外傷性慢性硬膜下血腫、頭部外傷等　穿孔洗浄術等の手術あり 33 8.27 9.78 9.09% 77.76
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満 手術なし, エダラボン使用あり、また発症前（おおむね一週間前）に自覚症状や他覚徴候が無い、もしくは軽度の障害がある） 18 14.22 15.63 11.11% 65.00
160100xx99x00x 外傷性急性硬膜下血腫、頭部外傷等（手術なし） 11 8.09 8.30 9.09% 70.73
070341xx020xxx 頚椎症性脊髄症等　頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　前方椎体固定等あり 10 26.40 19.76 10.00% 71.00
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満 手術なし,（エダラボン使用なし）リハビリテーションあり、また発症前（おおむね一週間前）に自覚症状や他覚徴候が無い、もしくは軽度の障害がある） ー ー 15.57 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

転倒や事故などで頭部への外傷を受けた後、約1～2ヶ月後に脳を覆っている硬膜と脳の間に血腫ができる「外傷性慢性硬膜下血腫」の患者が多く、脳梗塞の患者も多くありました。
他は、頚椎症性脊髄症の手術を行った患者が多くありました。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺癌　肺悪性腫瘍手術（胸腔鏡を含む）等あり 39 10.33 10.47 2.56% 71.49
040200xx01x00x 気胸 肺切除術（胸腔鏡を含む）等あり 27 8.22 9.86 0.00% 33.67
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり ー ー 7.90 ー ー
040200xx99x00x 気胸 手術なし ー ー 9.28 ー ー
160450xx99x00x 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし ー ー 9.48 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

肺癌には転移性肺腫瘍も含まれおり、手術による治療を行った患者が多くありました。
気胸の治療には、安静にして様子をみたり、胸に管をいれ空気を抜く胸腔ドレナージや手術で気胸の原因となっている箇所を切除する方法があります。
「肺・胸部気管・気管支損傷」は、転倒や事故などの外傷により気胸となった患者です。
他には縦隔腫瘍の切除を行った患者がいました。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 蜂巣炎（蜂窩織炎）、膿痂疹、丹毒等 15 7.60 13.07 6.67％ 58.87
010111xxxxx0xx 三叉神経帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛等 12 7.92 12.06 0.00% 65.25
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 12 6.92 9.22 0.00% 71.75
161070xxxxx00x 薬物中毒（薬物過敏症） ー ー 3.70 ー ー
180030xxxxxx0x ウイルス感染症、細菌感染症（真菌を除く。） ー ー 10.47 ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は平均在院日数（全国）以外「－」で表示しています。

「蜂巣炎（蜂窩織炎）、膿痂疹、丹毒等」や「帯状疱疹」での入院が多く、主に抗ウイルス剤または抗生剤等の点滴治療を行います。
「薬物中毒（薬物過敏症）」は、アレルギー薬剤の検査目的で入院した患者が該当します。
「ウイルス感染症、細菌感染症」は、皮膚の感染症から菌血症（細菌が血液の中に混入した状態）などを引き起こした患者等が該当し、抗生剤等の点滴治療を行いました。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 46 ー ー ー ー ー 1 8
大腸癌 24 23 40 21 53 11 1 8
乳癌 37 36 ー ー ー ー 1 8
肺癌 29 16 33 74 71 73 1 8
肝癌 ー ー ー ー ー 19 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

当院では、5大がん（胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌）すべての治療実績があります。
今年度は前年度と比べると、全件数は増加していますが、胃癌、乳癌、肝癌の患者数の減少がみられました。

癌は検診等で早期発見されるケースや、ステージが進行している状態で発見されるケース等様々あります。

なお、上記の表は、治療前のステージで集計しています。
大腸癌のステージ「不明」は、手術後のフォローアップ目的での入院や、臨床的に癌と診断され治療を行った患者も含めて集計しています。
肺癌の気管支鏡検査目的で入院した患者は、短期間の入院であり確定診断がつく前に退院となり、その時点ではステージの判断ができないため「不明」で集計しています。

上記の表で検査目的で入院して「不明」で集計された患者が、退院後に癌であると確定された場合は、ステージの判断を行い、
治療にあたっては、ステージと患者の状態等を考慮し、手術や化学療法などの中から治療を決定します。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 10 7.70 50.90
中等症 57 13.44 76.70
重症 13 16.77 84.38
超重症 ー ー ー
不明 ー ー ー
成人市中肺炎について、A－DROPスコアにより重症度分類を行いました。
A-DROPスコアは年齢や脱水等の５つの因子によりスコアを決定するものです。

当院は、2次救急病院であるため、救急搬送患者を多く受け入れています。
その中には、入院加療を行う肺炎の患者も多くおられ、軽症患者から重症患者まで幅広く
診療を行っています。
なお、超重症患者の診療も行っていますが、10件未満のため掲載しておりません。

【A－DROP】※5点満点　1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となります。

・Age（年齢）・・・男性70歳以上、女性75歳以上
・Dehydration（脱水）・・・BUN21㎎/dL以上または脱水あり
・Respiration・・・SpO2≦90％（PaO260Torr以下）
・Orientation（意識障害）・・・意識障害あり
・Pressure（収縮期血圧）・・・収縮期血圧90mmHg以下

・軽症・・・0点の場合
・中等症・・・1～2点の場合
・重症・・・3点以上　ただし、意識障害（ショック）であれば1点でも重症とする
・超重症・・・4～5点の場合
・不明・・・Ａ－ＤＲＯＰスコアの各因子が1つでも不明な場合
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 85 18.93 75.80 27.88%
その他 19 15.74 71.21 7.69%
脳梗塞を発症日から「3日以内」と、3日目以降を「その他」として集計しました。

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気で、起こり方には心臓などから血栓（血のかたまり）が脳まで運ばれる場合（心原性脳梗塞）と、
脳の太い血管が動脈硬化を起こして狭くなる場合（アテローム血栓性脳梗塞）、脳の細い血管が詰まる場合（ラクナ梗塞）があります。
退院時には治療後の継続リハビリのため転院する患者もいます。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　（長径２センチメートル未満） 275 0.52 1.70 0.00% 70.35
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 92 1.43 11.01 2.17% 73.13
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　（長径２センチメートル以上） 48 0.31 2.63 0.00% 67.23
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 35 1.66 4.29 2.86% 64.26
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 34 0.15 7.91 0.00% 76.82
消化器内科では内視鏡による大腸ポリープ切除術を多く行っています。
他には、総胆管結石性胆管炎や閉塞性黄疸等に対して行う「内視鏡的胆道ステント留置術」や、難治性腹水などに対して、採取した腹水を濾過して静脈内に点滴注入する「胸水・腹水濾過濃縮再静注法」、また早期胃癌に対する内視鏡的手術も多く行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術　（肩、股、膝） 105 1.18 25.11 34.29% 72.22
K080-6 関節鏡下股関節唇形成術 88 1.01 16.58 1.14% 39.85
K0461 骨折観血的手術　（肩甲骨、上腕、大腿） 68 3.31 18.88 63.24% 78.50
K0462 骨折観血的手術　（前腕、下腿、手舟状骨） 63 1.86 6.33 17.46% 67.19
K0811 人工骨頭挿入術　（肩、股） 35 5.23 20.26 77.14% 82.46
整形外科では股関節症・膝関節症などに対して「人工関節置換術」を、股関節唇損傷に対して「関節鏡下股関節唇形成術」の手術を多く行っています。
他には、「骨折観血的手術」が多く、特に高齢者の下肢の骨折が約6割を占めており、継続してリハビリを行うために他の病院へ転院するケースもあります。
また、大腿骨頚部骨折に対して「人工骨頭挿入術」も多く行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　（眼内レンズを挿入する場合）　（その他のもの） 292 0.57 2.11 0.00% 76.83
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術　（網膜付着組織を含むもの） ー ー ー ー ー
K2681 緑内障手術　虹彩切除術 ー ー ー ー ー
K279 硝子体切除術　 ー ー ー ー ー
K281 増殖性硝子体網膜症手術 ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

眼科の手術は、白内障治療である「水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの」が主です。
他には、網膜前膜等に行う手術である「硝子体茎顕微鏡下離断術」や、緑内障に対する手術、糖尿病性網膜症に対する手術を行っています。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 107 2.35 4.62 0.93% 61.72
K634 腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術（両側） 81 1.01 2.14 0.00% 67.43
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 49 3.08 11.82 2.04% 75.12
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 37 1.11 5.03 0.00% 42.03
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術　（虫垂周囲膿瘍を伴うもの） 23 1.00 8.04 0.00% 47.96
消化器外科では、侵襲の少ない腹腔鏡下による手術を幅広く行うことを特徴としており、悪性腫瘍に対しても多く手術を行っています。
他には、胆石や鼠径ヘルニア、虫垂炎に対する手術が多くありました。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの） 65 1.08 4.23 0.00% 47.20
K872-32 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 47 1.00 1.15 0.00% 44.96
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 43 1.16 4.93 0.00% 47.74
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出（核出）術 23 1.00 4.87 0.00% 39.48
K867 子宮頸部（腟部）切除術 20 0.95 1.00 0.00% 42.25
産婦人科では、卵巣のう腫などの良性腫瘍や子宮内膜ポリープ、子宮筋腫に対する手術を多く行っています。
また、子宮頚部異形成等に対する「子宮頸部（腟部）切除術」も多く行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 40 0.35 2.90 0.00% 73.00
K8411 経尿道的前立腺手術　（電解質溶液利用のもの） 27 0.22 2.26 0.00% 73.26
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 24 0.33 10.5 4.17% 74.96
K7811 経尿道的尿路結石除去術　（レーザーによるもの） 15 0.13 2.13 0.00% 55.20
K7981 経尿道的手術膀胱結石、異物摘出術　 ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

泌尿器科では、膀胱癌や前立腺肥大等に対する手術を多く行っています。
入院当日に手術を行い、一泊二日、二泊三日で退院できるケースが多くあります。
また、尿の流れを良くするための「経尿道的尿管ステント留置術」や、尿管結石、膀胱結石の除去術も多く行いました。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　（その他のもの） 35 2.69 3.74 2.86% 71.89
K597-2 ペースメーカー交換術 14 1.07 7.86 0.00% 81.71
K5463 経皮的冠動脈形成術　（その他のもの） 12 1.75 3.58 0.00% 71.50
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 12 1.08 2.33 0.00% 70.67
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　（不安定狭心症に対するもの） ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

循環器内科は、狭心症や心筋梗塞等に対する「経皮的冠動脈ステント留置術」「経皮的冠動脈形成術」を多く行っています。
また、下肢の閉塞性動脈硬化症に対する「四肢の血管拡張術・血栓除去術」も行いました。
他はペースメーカ電池消耗のための「ペースメーカ交換術」も行っています。。
乳腺・内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） 35 1.66 6.86 0.00% 67.00
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）） 22 1.73 4.18 0.00% 57.55
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　（乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの） 13 1.00 8.85 0.00% 59.77
K4742 乳腺腫瘍摘出術　（長径５センチメートル以上） 10 1.60 3.10 0.00% 41.20
K476-31 動脈（皮）弁及び筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）　（一次的に行うもの） ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

乳腺・内分泌外科では、悪性腫瘍の手術を多く扱っています。乳房の切除範囲や腋窩部郭清を行うかによって術式が異なりますので、Kコード・名称を分けて集計しています。
他には、乳腺の良性腫瘍の切除術や、形成外科と協力して乳房切除術と同時に行われる一次的乳房再建術も行いました。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K333 鼻骨骨折整復固定術 18 1.00 1.56 0.00% 25.22
K2191 眼瞼下垂症手術　（眼瞼挙筋前転法） 16 0.44 1.13 0.00% 80.19
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)　（長径6センチメートル以上12センチメートル未満） 11 0.45 3.18 0.00% 58.09
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　（単純切除） 10 4.00 4.20 0.00% 78.20
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)　（長径3センチメートル以上6センチメートル未満） ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

形成外科では、鼻骨骨折の整復固定術や眼瞼下垂の手術を多く行っています。
皮膚の良性腫瘍などの手術「皮膚、皮下腫瘍摘出術」は、腫瘍の大きさや、露出部にあるかどうかで術式が分かれますので、Kコード・名称を分けて集計しています。
また、基底細胞癌などの悪性腫瘍に対する手術や、上記表にはあがっていませんが、術後の皮膚欠損を修復する全層植皮術、皮弁作成術等も行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術　（肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの）） 29 4.00 3.69 0.00% 35.90
K5143 肺悪性腫瘍手術　（肺葉切除又は1肺葉を超えるもの） 25 2.04 7.88 4.00% 71.88
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　（部分切除） 10 3.30 6.10 0.00% 69.90
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 ー ー ー ー ー
K502 縦隔腫瘍、胸腺摘出術 ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

肺癌の手術は、肺の部分切除のみにとどまるもの、肺葉を切除するものなど、切除範囲や胸腔鏡によるものなどにより術式が分かれています。そのためKコード・名称を分けて集計しています。
他には診断のために外科的に病巣を切除した患者や、縦隔腫瘍の切除を行った患者もいました。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 20 1.00 4.05 0.00% 56.00
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 18 1.28 7.39 0.00% 24.11
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型（汎副鼻腔手術） ー ー ー ー ー
K309 鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術 ー ー ー ー ー
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

耳鼻咽喉科では、慢性副鼻腔炎等で行う「内視鏡下鼻・副鼻腔手術」、習慣性扁桃炎等で行う「口蓋扁桃手術　摘出」を多く行っています。
他には、滲出性中耳炎などで行う「鼓膜チューブ挿入術」や扁桃周囲膿瘍に対する切開術も行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 33 0.03 7.21 6.06% 76.64
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む）（椎弓形成） ー ー ー ー ー
K1421 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む）（前方椎体固定） ー ー ー ー ー
K1742 水頭症手術　シャント手術 ー ー ー ー ー
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む）（後方又は後側方固定） ー ー ー ー ー
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

脳神経外科では「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」の件数が多くあります。
他には、頚椎症性脊髄症などの手術として「椎弓形成術や前方固定術、後方又は後側方固定」、水頭症に対してのシャント手術を行っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 ー ー
異なる ー ー
180010 敗血症 同一 20 0.25%
異なる 13 0.16%
180035 その他の真菌感染症 同一 ー ー
異なる ー ー
180040 手術・処置等の合併症 同一 29 0.36%
異なる 10 0.13%
※個人の特定を防ぐため10件未満は「－」で表示しています。

DIC（播種性血管内凝固症候群）等の発生率について、入院契機の傷病名と同一の場合、異なる場合に分けて
症例数と発生率を算出しました。
DICは、感染症、悪性腫瘍、産科的疾患など何らかの基礎疾患があって、血管内のさまざまな場所で血液が固まった
「血栓」ができる病気です。
敗血症は、何らかの原因で細菌が血液の中に混入し全身に回り、身体の抵抗力が負けて重い症状に陥った状態です。
「手術・処置等の合併症」の内訳は、手術・処置後の出血・感染症や穿孔、人工関節やカテーテル等の挿入物による合併症などでした。
手術や処置の後や、病気の治療中などに上記のような病気を合併してしまう場合もありますが、迅速に対応しています。
更新履歴
2022/9/29
令和3年度病院指標を公開しました。