部署紹介DEPARTMENT INTRODUCTION
市立ひらかた病院看護局の部署をご紹介いたします。
HCU
- 部署の紹介
診療科:全科
病床数:4床 - 部署の特徴
HCUは、内科系・外科系疾患を問わず、術後患者や救急患者、循環器、呼吸器内科患者等の呼吸・循環管理および疼痛管理を総合的・集中的に治療・看護を行い、より早期に回復させることを目的とした高度治療室です。地域の医療施設や救急隊と連携し、高度治療や処置、手術後管理を行っています。患者さんを迅速に治療し合併症を防ぐと共に、早期回復に向けたサポートを他職種と行っています。リハビリテーション科や栄養科等、それぞれの専門職が患者さんの回復を願い、チーム医療を行っています。
救急中央診療
- 部署の特徴
救急中央診療部は救急外来、内視鏡室、放射線科で構成されています。
救急外来は小児科、内科、外科の二次救急の受け入れを行っており、受診される患者さんが安心して治療が受けられるようにサポートをしています。内視鏡室では検診やポリープ切除術、早期がんの粘膜剥離術などの内視鏡治療と異物除去や止血などの緊急内視鏡まで幅広く対応しています。分かりやすい説明を心がけ、患者の皆様が安心・安全に検査・治療が行えるよう努めています。放射線科ではCT、MRIなど画像検査だけでなく放射線治療も行っており患者の皆様の身体面だけでなく精神面にも寄り添った看護に努めています。
外来
- 部署の特徴
外来は28診療科と消化器センター、下肢機能再建センター、音声外科センター、化学療法室などがあります。ベテランから子育て中と幅広い世代の医療職が勤務し「思いやりを笑顔にのせて届けよう」を合い言葉に心あたたまる看護を提供しています。
当院独自のがん看護・がん化学療法看護・皮膚排泄ケア・感染管理の院内認定看護師資格取得者が8名います。院内認定看護師資格取得者と連携しながら、専門性のある看護提供に努めています。また、他職種連携をはかり、患者の皆様とご家族が安心して治療が受けられるように支援しています。
手術室
- 部署の紹介
手術室7室・血管造影室1室 - 部署の特徴
手術室では13科のあらゆる手術や緊急手術を含め24時間体制で対応をしています。
2022年度から新たにロボット支援下手術が開始となりました。
患者の皆様に安心安全な手術を受けて頂けるよう、他職種との連携やチーム活動を活発に行っています。教育体制においては、新人看護師からベテラン看護師まで、幅広い層の構成となっており、各々が着実にレベルアップを図ることができるよう手術室ラダーを用いて支援を行っています。
4東病棟
- 部署の紹介
診療科:小児科・産婦人科
乳腺外科・眼科
病床数:42床 - 部署の特徴
当院は北河内医療圏における小児医療の拠点病院であり、24時間体制で小児救急の受け入れを行っています。
医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・保育士・薬剤師・栄養士と連携を取りながら、「子どもたちやご家族が安心して入院生活をおくれる」ことを目標としています。
産科では産婦人科外来と連携し、妊娠期間に応じた保健指導を行なっています。妊娠期から育児不安のあるお母さんに対して、臨床心理士や精神科医師、医療ソーシャルワーカー、地域保健師など多職種で構成されるチームで支援を行っています。
新生児救急蘇生法(NCPR)の資格を看護師、助産師、産科医師、小児科医師が取得し、安全・安心なお産を目指しています。
立ち会い分娩を実施しており、産後は母児同室で赤ちゃんと一緒に過ごせる環境を整え、育児サポートとして、保健センターと連携し産後ママケア事業もおこなっています。
乳腺外科では、手術後は早期より作業療法士によるリハビリテーションを実施し、元の生活に戻れるよう日常生活指導を行っています。
4西病棟
- 部署の紹介
診療科:小児科
病床数:35床 - 部署の特徴
北河内医療圏における小児医療の拠点病院であり、24時間体制で小児救急の受け入れを行っています。
医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・保育士・薬剤師・栄養士と連携を取りながら、「子どもたちやご家族が安心して入院生活をおくれる」ことを目標としています。
子どもたちには安心して治療が受けられるよう、動画や絵本などを用いて年齢に応じた説明を行っています。
院内学級では小中学校の教員が学習支援を行っています。又、プレイルームでは、保育士が従事し楽しみながら入院生活が送れるよう支援しています。
5東病棟
- 部署の紹介
診療科:消化器外科・泌尿器科
形成外科・消化器内科
病床数:47床 - 部署の特徴
消化器外科を主とする外科系病棟です。2022年度からロボット支援下手術の高度な医療が導入され、また手術を受ける高齢の方も年々増えています。医師・看護師をはじめとする多職種が連携して、術後せん妄の予防やドレーン管理を行い、早期離床を図り合併症の予防、早期回復に向けた安全で安心な医療の提供に努めています。患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、個々に合わせたケアと住み慣れた場所や希望する場所への調整を他職種と連携し支援しています。
5西病棟
- 部署の紹介
診療科:消化器内科・循環器内科・糖尿病
内分泌内科・眼科
病床数:47床 - 部署の特徴
循環器内科では、心臓カテーテル治療後や心不全の方を対象に、心臓リハビリテーションを行っています。医師・理学療法士・薬剤師・栄養士・臨床心理士・看護師・ソーシャルワーカーなど他職種が連携し、様々な視点から治療方針を考え、患者さんに応じた日常生活指導を行っています。退院後も継続して心臓リハビリテーションを行い、自宅での生活状況や血圧・体重の推移を確認することで再入院の予防に努めています。地域の先生方からは内視鏡的手術やカテーテル治療が必要な方の紹介もあり、かかりつけ医との連携も図っています。
6東病棟
- 部署の紹介
診療科:整形外科・耳鼻咽喉科
歯科口腔外科・皮膚科
病床数:47床 - 部署の特徴
当院における下肢機能再建センター・音声外科センターと連携し専門的な医療を提供しています。整形外科・耳鼻咽喉科の患者さんの周術期からリハビリテーション期において他職種と連携し退院後の生活を見据え、日常生活動作の向上に向けた指導を行い、患者さんが安心して退院ができるよう取り組んでいます。
7東病棟
- 部署の紹介
診療科:呼吸器/心臓血管外科・呼吸器内科
脳神経外科・神経内科・感染症・小児科
病床数:46床(感染症病床8床) - 部署の特徴
第2種感染症指定医療機関として感染症を始め、泌尿器科・呼吸器内科・一般内科等、多岐にわたる疾患を受け入れている混合病棟です。感染病棟においては、第2種感染症指定医療機関として、小児科から高齢者の感染症患者の受け入れを行っています。感染管理認定看護師と協働し、感染予防対策の徹底に努め患者・ご家族が安全で安心できる入院環境及び看護の提供に日々取り組んでいます。
7西病棟(緩和ケア病棟)
- 部署の紹介
病床数:20床 - 部署の特徴
がんの患者さんを対象にした緩和ケア病棟です。
緩和ケア病棟は、がんによる痛みや呼吸困難など身体のつらい症状や不安など心のつらさを和らげ、穏やかに自分らしく過ごせるように患者の皆様とご家族を支援する病棟です。
病棟内の廊下には、四季折々の装飾を行い、季節を感じてもらえる工夫をしています。病室は全室個室となっており、プライバシーが守られご家族とゆっくり過ごす事ができます。また、病棟のホールには枚方を一望できる広いテラスもあり、ベッドのまま気分転換を図ることができます。緩和ケア医師、精神科医師、臨床心理士、薬剤師、栄養管理士など多職種で協力し、患者・ご家族の皆様に寄り添い個々に合わせた支援ができるように努めています。