市立ひらかた病院では、今回の新型コロナウイルス感染症に対し、職員が一丸となって立ち向かってまいりました。
本院は、感染症の患者さんとそれ以外の患者さんが接触することのない設備を整えていますが、さらに安全を確保し、安心して本院に来院いただけるよう、院内感染防止対策を徹底しています。
7階に感染症病床(第2種)を整備しています。
感染症病床は、他の病床から完全に区別したエリアの病室に設けられており、徹底した感染対策のもと、患者さんに安心して入院生活を過ごしていただけるよう努めています。
感染症の患者さんは、入り口を東側の病院裏に設けており(一般の患者さんや面会の方が出入りするのは西側の正面玄関)、そこから7階の感染症病床へ入院いただくには、感染症の方専用の診察室で受診 ⇒ 感染症の方専用のエレベーター(感染病床直通)で移動と、完全に他の患者さんとはセパレートされたエリアで対応できるよう、入り口から病棟までのすべての導線を区別しています。
正面玄関の入口にはサーマルカメラを設置し、来院される方にサーモグラフィー検温を行っています。 なるべくスムーズに中にお入りいただくよう、手指消毒をしていただいている間にカメラで検温するようにしています。
検温により発熱が認められた方には、他の患者さんとは別ルートで病院奥にある「発熱外来」に案内し、そこで受診いただいています。
飛沫感染予防のため、受付にはビニールシートを設置しています。
その他、各室の入口にアルコール消毒を設置、待合の椅子に間隔を設けるなど様々な対策を講じています。
引き続き防止対策を徹底し、すべての患者さんに安全な環境で安心して本院で受診いただけるよう、全力で取り組んでまいります。