診察料・部門泌尿器科

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医師・スタッフの紹介

常勤

氏名役職専門医等 

和辻 利和
(わつじ としかず)
主任部長 兼 
栄養管理科主任部長
・日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医・指導医
・大阪医科薬科大学臨床教育准教授
・医学博士
徳永 雄希
(とくなが ゆうき)
 医長

・日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医
・ダ・ヴィンチサージカルシステム認定医

田中 一輝
(たなか かずき)
医員

診療科の紹介

泌尿器疾患の内視鏡治療及び前立腺癌の診断と治療を中心に泌尿器全般にわたり診察しています。
当科の特徴としましては、診断の迅速性を基本としており、予約の検査はなるべく行わず、受診されたその日にできる検査は実施しています。
例えば、PSA 高値で来院される場合は、かかりつけ医から紹介されることが多いのですが、まず、MRI を撮り、前立腺組織検査を外来を受診されたその日に、外来の枠内で行います。
(抗凝固剤、一般に言う血液をサラサラにする薬剤を服用されている場合は、当日にできません。)生検の結果は、1週間以内に判明します。(免疫染色になった場合は2週間程度)
MRI の所見と合わせることで、検出率が上がっています。
また、平均入院日数が非常に短いことが挙げられます。例えば、前立腺肥大症に対する手術(経尿道的前立腺切除術)は、2泊3日の入院。
膀胱癌に対する経尿道的手術は、1泊2日の入院。陰嚢水腫、停留精巣、経尿道的尿管結石破砕術(TUL)、去勢術などは、1泊2日の入院。腎癌、副腎腫瘍に対する体腔鏡下手術は1週間程度の入院となっています。
入院期間が短いと、それに伴い医療費の負担も軽くなります。
血尿の精査に必要となる場合がある尿道、膀胱鏡検査については、モニターを医師と一緒に見ていただき、病変を説明しています。
また、PSA は院内で測定しており、採血して約45分間で結果が報告可能で、前立腺癌治療中の方々がご心配される時間が短縮できます。
前立腺生検は、無麻酔で経直腸エコーガイドにて外来(日帰り)で行っており、年間50~100例実施しています。
現在、患者さんが抗凝固剤を服用されていなければ、受診したその日にほとんど行います。
結果は、土・日・祝祭日を挟まなければ3日後に出ます。
他院でPSAを主訴に外来受診しても、検査待ちや入院待ちで診断まで2~3ヶ月もかかった方が当院に来られると診断の早さに驚いておられます。
これまで、合併症としての急性前立腺炎は1例もなく、直腸出血のため1泊の経過観察入院を要した1例と、一過性菌血症で1泊された患者の皆様以外は問題なく施行できております。
PSA4~10ng/ml のグレーゾーンの陽性率は37.5%、10~20ng/ml では約50%、20ng/ml以上はほぼ100%で診断できています。
無麻酔でも痛みを訴えられる方はほとんどおられません。
外来で使用している前立腺生検の承諾書を別にお示しします。
日帰り手術は、包茎に対する環状切除術、精管結紮術(パイプカット)、経尿道的膀胱結石破砕術、腎のう胞アルコール固定、尿道カルンケル切除術、尖圭コンジュローム焼灼などを行っています。
包茎や精管結紮(パイプカット)については通常両手術とも、術後毎日通院する必要はありません。
経尿道的前立腺切除術(TUR-P)の施術件数は年間約30 例です。
2泊3日で退院されても、退院後1ヶ月以内の再入院率は5%以下です。
2022年よりダ・ヴィンチが導入され、ロボット支援下の前立腺全摘、腎部分切除も行なっており、手術成績も大阪医科薬科大学病院の泌尿器科と変わりません。

診療実績

手術件数(令和4年1月~令和4年12月)

主な手術症例数

術式 症例数
膀胱悪性腫瘍手術
(経尿道的手術・電解質溶液利用のもの)
41例
経尿道的前立腺手術
(電解質溶液利用のもの)
18例
経尿道的尿路結石除去術 22例
経尿道的尿管ステント留置術 144例
経尿道的尿管ステント抜去術 32例
経尿道的電気凝固術 17例
包茎手術 16例
陰嚢水腫手術(その他) 3例
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 7例
膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 12例
腎(尿管)悪性腫瘍手術 1例
合計 313例

専門外来(予約制)

  • <特殊検査> 月~金曜日 午前9時~午前11時30分
    膀胱鏡検査、尿道鏡検査、泌尿器科的超音波検査、前立腺生検、精液検査、CT、MRI随時(MRI は空きがなければ予約となります。)
  • <小手術> 月~金曜日 午後
    包茎手術、精管切除(パイプカット)等

外来案内

下記リンクより外来診療予定表をご覧いただけます。

下記リンクより前立腺生検の承諾書を取得いただけます。