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下肢機能再建センター

社会の高齢化が進む中、変形性関節症や変形性脊椎症といった加齢に伴う疾患は年々増加傾向にあります。また、スポーツ人口の増加により足や膝など下肢に障害を負う患者も増えていることから、整形外科診療のニーズも高まっています。
当院では、こうした関節の痛みにより日常生活に支障をきたしている方が、元気でイキイキとした暮らしを取り戻すとことで、健康寿命の延伸やキャリアの継続が図られるよう、令和2年7月に下肢機能再建センターを開設しました。

当センターについて

当センターでは、整形外科 主任部長の大原英嗣が股関節を中心とした関節外来を、部長の飛田高志が足の外科を専門とし、膝関節においては副部長の中川浩輔が診療にあたります。
関節の痛みにより日常生活に支障をきたしている方はもちろんのこと、スポーツや仕事をするときに痛みに悩まされている方などの再建・回復を専門とするセンターとして、関節再建手術を中心に質の高い最新の診断と治療の提供に努めます。

主な症状

  • 股関節の痛み
    股関節の痛みの原因は様々なものがありますが、その多くに股関節唇損傷が関与しています。X線検査で正常に見える股関節痛の実に9割に股関節唇損傷があると言われています。
    この股関節唇とは、股関節の骨盤の受け皿の口周囲についている繊維の輪っかのことであり、股関節の安定性と、軟骨保護の役割を担っています。この股関節唇が何らかの原因で損傷するのが股関節唇損傷です。大きく分けて股関節の不安定性から発症するものと、安定性ながら関節の動きの中で骨盤と大腿骨の衝突から発症するものがあります。
  • ひざの痛み
    ひざの痛みはこどもから大人まで年齢もさまざまです。
    ひざの痛みを引き起こす主な病気に半月板損傷、捻挫・靭帯損傷、骨折、関節リウマチ、痛風、骨腫瘍がありますが、とりわけ年齢が進むにつれひざの軟骨が擦り減っていく「変形性ひざ関節症」が増えてきます。
    近年、サプリメントなどが広告されていますが、根本的な治療にはぜひ整形外科の受診をお勧めします。ひざ関節は立つ、座る、歩くといった日常生活に欠かせないもので、頻繁に動かす大切な部分です。痛みを我慢せず相談してください。
  • 外反母趾
    外反母趾とは、足の変形のことで母趾(足の親指)の付け根の関節が第二趾のほうに「くの字」に曲がったものをいいます。
    矯正装具を用いても変形が改善せず、歩行障害が生じている場合は手術による根本的な治療を行います。

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