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ミュージック・シェアリング「秋の訪問コンサート」が行われました

 2025年10月28日に市立ひらかた病院で、ミュージック・シェアリングによる「秋の訪問コンサート」が開催されました。枚方市出身で世界的ヴァイオリニストの五嶋みどりさんは「コンサートに足を運べない人にも本物の音楽を届けたい」との思いから、認定NPO法人ミュージック・シェアリングを立ち上げ、協力アーティストとともに全国の学校(特別支援学校・夜間中学を含む)や病院、高齢者施設等を訪れてコンサートをする「訪問プログラム」や、近年(2021年より)枚方市と「文化芸術の振興を目的とした連携協定」を結び、 枚方市を中心とした「特別支援学校」の生徒たちと「ミュージック・シェアリング フェスティバル」を開催されています。(2026年1月17日(土)、枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール)。

 今回は本プログラムの一環として行われたもので、協力アーティストである山本直人さん・小田島航太さん・向山周作さんの実力派三名による「サクソフォーン・トリオ」で、当院の患者様のために素晴らしい音色を奏でていただきました。
 サクソフォーン(サックス)は、19世紀にベルギー出身の楽器製作者アドルフ・サックスによって発明された管楽器で、ジャズやクラシックなど多様な音楽ジャンルで使用されています。
 金管楽器の鋭さと木管楽器の柔らかさを併せ持つ音色は、人間の声に近く、感情を直接伝える力があると言われています。
 当院の講堂と緩和ケア病棟におけるコンサートでは、約180名の入院患者様と外来患者様、医療従事者に素敵な音楽を届けてくださいました。
 講堂での演奏では、患者様が手拍子や歌いながら、楽しそうに参加される姿も見られました。
 また、緩和ケア病棟では、ベッドの中の患者様と家族が手をつないでリズムを取りながら聴かれていたり、秋を題材にした名曲メドレーでは感泣しておられる患者様もおられました。

 協力アーティストの皆様、本当にありがとうございました。

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