診察料・部門小児科

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医師・スタッフ紹介

常勤

氏名役職専門医等


岡空 圭輔
(おかそら けいすけ)

 

主任部長

・日本小児科学会小児科専門医・指導医
・日本小児科学会近畿地区代議員
・医学博士

柏木 充
(かしわぎ みつる)
部長・日本小児科学会小児科専門医・指導医
・日本小児神経学会小児神経専門医・指導医・評議員
・日本てんかん学会専門医・指導医・評議員
・日本小児救急学会代議員
・日本DCD(発達性協調運動障害)学会理事
・子どものこころ専門医・指導医
・日本小児神経学会近畿地方会運営委員
・大阪小児てんかん研究会世話人
・医学博士
白數 明彦
(しらす あきひこ)
部長・日本小児科学会小児科専門医
・日本腎臓学会腎臓専門医
・ICD認定医
・医学博士
大場 千鶴
(おおば ちづ)
部長・日本小児科学会小児科専門医
・日本小児神経学会小児神経専門医
・日本てんかん学会専門医
峯 敦
(みね あつし)
医長・日本小児科学会専門医
満屋 春奈
(みつや はるな)
医員
塩山 美咲
(しおやま みさき)
医員 
清水 幹也
(しみず みきや)
医員
山本 千裕
(やまもと ちひろ)
医員

非常勤

氏名役職
余田 篤
(よでん あつし)
非常勤医員
尾崎 智康
(おざき のりやす)
非常勤医員
松村 英樹
(まつむら ひでき)
非常勤医員
井上 敬介
(いのうえ けいすけ)
非常勤医員

診療科の紹介

小児の持続する発熱、強い咳込み、喘鳴・呼吸困難、ひきつけ・けいれん発作、頭痛、腹痛、嘔吐・下痢、脱水、意識障害などの症状を呈するほとんどの急性疾患について対応しております。
365日24時間体制で救急車搬送を受入れしておりますので、時間外や休日に病状が急変された場合も診断、治療を行い、入院加療も随時可能です。小児科病床は35床あります。なお、当科は小児科学会より研究施設として認定されております。また、私どもは特に以下の分野において専門的な診察、治療を行っております。

神経外来(柏木・大場)

子どもたちの病気のなかで、神経発達に関連する病気の頻度は高いです。精神運動発達の遅れ、熱性けいれん、てんかん、筋肉の病気、神経感染症、神経免疫疾患、進行性の変性疾患、発達障害など多岐にわたります。
当院では神経発達に関連する病気に対して、小児神経専門医が3名、てんかん専門医が2名(小児神経専門医と重複)おり、診療にあたっています。

内分泌外来(岡空)

子どもたちの成長する中で、目に見えないところで様々な内分泌器官が働き、子どもたちの成長や発達は正常に促されます。しかし、何らかの原因でこれらの内分泌状態が乱れると、様々な疾患が生じ、発育に影響を与えます。これらの疾患の原因は、生活習慣を含めた環境的な問題、あるいはホルモン異常などを含む器質的疾患であったりします。
私たちはこれらの原因を可能な限り解明し、適切な医療介入により子どもたちの健康な発育が促されるよう心がけています。

腎臓外来(白數・松村)

腎臓は物言わぬ臓器と言われ、腎臓病の多くは進行するまで症状が出ません。
子どもの場合、学校検尿で早期発見できる場合が多いですが、腎臓を将来にわたって良い状態に保つには、成長・発達、さらには成人してからのことも見据えた長期的視点に立った正確かつ適切な診断・治療が重要です。当科では、正確な診断のために尿検査や血液検査のみならず、腎・尿路超音 波検査、逆行性膀胱尿道造影検査(VCUG)、CT検査、MRI検査などを院内にて迅速に行っています。慢性腎炎や難治性のネフローゼ症候群に対してはエコーガイド下腎生検を行い、正確な診断・治療方針の決定に役立てています。治療は確かな科学的根拠に従った標準的治療を基本としつつ、一人ひとりの状態に応じた治療を本人及び保護者の方と相談しながら決定していくようにしています。
腎臓病の治療は長期にわたることが多く、病気の治療だけでなく、子どもの心身の成長・発達にも考慮し、生活制限を必要最小限にして、できるだけ子どもの生活の質を落とさないように心がけています。腎臓病の診断には、朝起きてすぐの尿(早朝第一尿)が診断に役立つ場合が多いので、受診の際はペットボトルなどのきれいな容器に尿(10ml以上)を採って持参してください。乳幼児で採尿できない場合は外来受付でご相談ください。

消化器外来(井上・余田)

小児領域において、嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状は非常に一般的な症状です。また、小児特有の乳児肥厚性幽門狭窄症、救急疾患である腸重積症、急性虫垂炎などの疾患も存在します。
これらの疾患に対し、CT、腹部エコー、消化管内視鏡、消化管造影などを柔軟に実施し迅速に対応します。緊急性のある疾患ではありませんが、意外に多くの保護者の方がお悩みの小児の便秘症、反復性腹痛なども診療していますので、お気軽にご相談ください。

診療実績

主な検査等症例数(令和5年1月~令和5年12月)

検査名 症例数 摘要
ビデオ脳波 68例  
脳波検査 622例
知能・発達検査 318例
認知機能検査・その他の心理検査 268例
食物アレルギー負荷検査 6例
膀胱造影 32例

地域医療機関の先生方へ

地都度ご連絡下さい。大阪医科薬科大学の協力のもと、以下の専門外来を予約制で行っています。神経、消化器、内分泌、腎臓、アレルギー、循環器、予防接種、乳児健診、心身症外来、心理テスト。
以下の検査が施行可能です。
CT、MRI、脳波(中央検査室、病棟の緊急検査、脳波-発作同時記録)、ABR、知能・認知テスト、染色体検査、近赤外線分光分析器、筋電図、神経伝導速度、腹部エコー、心エコー、ホルター心電図、ホルター血圧計、上部消化管内視鏡、大腸内視鏡、肝生検、腎生検、食道pHモニター、膀胱造影、経静脈的腎盂造影、骨髄穿刺、骨髄生検、呼吸機能検査他。原則として、午前の一般外来を受診していただく必要がありますので、お気軽にご相談ください。

当院で行っている検査(予約が必要な検査もあります)

画像

CT、MRI、SPECT

ホルター

ホルター心電図

エコー

腹部エコー、心エコー

内視鏡

上部消化管内視鏡、大腸内視鏡

造影

膀胱造影、経静脈的腎盂造影

生検

肝生検、腎生検

テスト

知能・認知テスト、心理テスト

その他

専門外来(予約制)

当科では各種専門外来を予約制にて行っております。

種別 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
神経外来  
消化器外来(午後2時)      
内分泌外来(午後2時)        
腎臓外来(午後2時)        
心臓超音波診断(エコー)
小児循環器外来(午前9時~)
       
予防接種外来(午後2時)        
乳児健康診断(午後2時)        

外来案内

下記リンクより外来担当一覧・休診代診表定表をご覧いただけます。